格安スマホのデメリット・できないことなどをまとめました

格安スマホを利用するにあたり、料金を大幅に下げることができ、注目を集めていますがこれにすることによるデメリット面などもしっかりと把握すべきです。うまいことだけではないのでその部分をしっかりと理解した上で導入を検討されると良いと思います。

通信量に制限がかかる

これはもうすでにご存知かも知れませんが、通信量に対して制限をかけることによって格安スマホは料金を大幅に下げることができます。そのため、通信料がある一定の量を越えた場合、通信速度が低速に制限されるサービス内容になっているプランがとても多いです。

したがってご自宅でインターネット回線を引いていない方や、引いている方でもご自宅外で動画や通信系のアプリを多用される方は格安スマホはあまりおすすめできません。もちろんそれでも料金を下げることは可能ですが、思っているよりは安くならないというのが実情です。それを判断するために月間で自分がどれだけの通信量を使っているかを把握する必要があります。各キャリアでは通信料を確認する方法が用意されていますので、ご確認ください。

目安としてですが３GBを越えるような方はこれまでのキャリアでの利用を続けられても良いかもしれません。３GBを超えているような方でも、もしご自宅でインターネット回線を引いているのに、WiFi設定をしていない、もしくは無線LANを置いていないというのであれば話が別です。この設定をするだけで月間の通信料は大幅に下がりますのでご安心ください。

キャリアメールが使えなくなります

ドコモやau、ソフトバンクにはそれぞれ○○@docomo.ne.jpや○○@ezweb.ne.jp、○○＠softbank.ne.jpのようなキャリア専用のメールアドレスが用意されています。格安スマホでは大手３キャリアのメールアドレスが使えなくなります。もちろんメールアドレスが用意される格安スマホサービスもありますが、よく見かけるメールアドレスではなくなります。それによる弊害としてドメイン指定受信をしている方にメールが届かないというケースが出てきます。今どきLINEなどがあるので、あまりこれらのメールアドレスを活用されている方は少ないですが、古くからのご友人の方と連絡を取る時などに必要という方もいらっしゃいます。

対処としてはご友人の方にはご面倒をかけますが、メールアドレス変更の連絡とドメイン指定受信の設定をしていただく旨を連絡する必要があります。頻繁に連絡を取りたいと思っている方であればドメイン指定受信の設定をしてくれるはずです。その手段がなければ電話やLINEなどがあるので、どうとでもなるのではないでしょうか。

おさいふ携帯が使えない

おさいふ携帯など携帯で決済をしている場合使えなくなることがあります。これらの機能がどうしても必要という方は現状では今のキャリアの携帯を使ったほうが良いでしょう。これも改善されていくとは思います。

困ったときに相談できる窓口が少ない

格安スマホは安い反面、サポートが弱い傾向にあるので、もし相談しやすい人が身近にいればいいですが、そうでない場合は自力で殺る必要があります。通信が途絶えた場合自力で解決しなければなりません。

MNPでは数日間電話が使えなくなることがある

現在の電話番号をそのまま流用して使いたい場合はMNPを使う必要がありますが、一部のサービス以外は切り替えにどうしても数日を要してしまいます。そのため切り替え期間には電話がつかえないという状態になってしまいます。それを飲むことができない方は新規に電話番号を取っていただくか、現在の電話契約は残しつつ新たに格安スマホを導入する必要があります。これも時間が経てば改善されていくとは思われますが、今現時点ではmineoだけが電話機能を停止させることなくMNPの手続きを完了させることができます。

これらの制約があることを意識して、それをご納得した上で格安スマホを導入されるとよいでしょう。