ドコモ、au、ソフトバンクの電話かけ放題は利用者にとって良いのか?

ドコモが6月1日から電話かけ放題のプランを開始して以降、好調に移行が進んで500万件を突破したそうです。それに続いてソフトバンク、auもかけ放題プランを出してきました。どのキャリアでも料金は横並びに設定されています。

  • フィーチャーフォン(ガラケー) 2,200円(税抜)
  • スマートフォン 2,700円(税抜)

これらの料金が高いかどうか、それは携帯電話の使い方次第で変わります。

かけ放題は実施的値上げ?

かけ放題はインターネットより良く電話をかける人に取っては素晴らしいサービスです。しかしそうではない多くの人にとっては値上げになる可能性も。3キャリアともかけ放題ではない基本料金は932~934円程度でした。スマートフォンで電話をする場合には30秒あたり20円の料金がかかります(プランによって変動はありますが)。

かけ放題以前の基本料の税込価格を1,008円、かけ放題の基本料の税込価格を2,916円とするとその差額は1,908円となります。それを30秒21円(税込)で割ると、差額でできる電話時間は約45分間となります。

要するに何が言いたいかと言いますと、

ひと月に電話をかける時間が45分以内の人は損をする

ということになります。営業マンなど電話をよくかける人には恩恵の多いサービスですが、電話をあまりかけずメールやLINE等で済ませる人にとっては実質的値上げとなります。

 

これからの契約はかけ放題だけ?

これからの契約についてはかけ放題オンリーで従来の基本料での契約はできなくなる動きになっていることが見受けられます。ということはこれから携帯を契約する人は実質的な値上げをされた状態での契約となる可能性は高いです。またパケット料金も大手3社は安いプランも提示していますがそれでも高止まりしているイメージを持ちます。

最低料金が7020円(税込)で高止まりする様相を呈してきました。これはやはり高すぎる。。そう思うのは僕だけでしょうか?

 

そこに出てきた格安SIM

格安SIMはある程度知識がないと設定が難しく、大手3キャリアほどのサポートが提供されていませんが、しかし金額は魅力的です。大手3社と同等の契約を作ったとしても金額は半分程度に抑えることができます。これらのサービスが普及していくことは間違いないでしょう。素人には難しいとされるSIM利用ですが、そこに仲介してこれらの良いサービスの普及に弊社は尽力していこうと思っています。

 

 

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